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5件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

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1994-12-07 第131回国会 参議院 厚生委員会 第10号

参考人熊取敏之君) 私はたびたび申し上げますように、法律とかこういう国会等の文言にはなかなかなれておりませんといいますか、よく意味がわかりかねる点がございます。  国家補償とあるのとないのとというのは、私は実際問題、実態はどこが具体的に違うのかということが本当のことを言ってぴんとこないところがございます。  実際に今までの被爆、たまたま恐らく認定の話や何かを横川参考人はおっしゃったんだと思うんですが

熊取敏之

1994-12-07 第131回国会 参議院 厚生委員会 第10号

参考人熊取敏之君) 核兵器を廃絶するということは非常に私は大賛成でありますが、これは現実に過去何年間か見ておりまして、なかなか難しい問題だと思うんです。あるいは、世の中で通常兵器によるいざこざというようなものがなくなってきつつあるんでしょうけれども、まだ方々でそういう動きが実際行われております。今度はこれを核のところまで持っていかないようにするということがまず第一歩の努力ではないか。  と申しますのは

熊取敏之

1994-12-07 第131回国会 参議院 厚生委員会 第10号

参考人熊取敏之君) 熊取でございます。  最初に、私と原子爆弾、特にその放射線障害との現在までのかかわり合いについて簡単に申し上げたいと思います。  私は、一九四五年九月、東京帝国大学医学部医学科を卒業いたしまして、東京大学の第三内科、当時は坂口内科と言いましたが、に入りました。同年、学術研究会議医学科会原爆被爆者の診療とともに、米国調査団と協力いたしまして原爆被害調査に当たりまして、一九四五年

熊取敏之

1976-06-10 第77回国会 衆議院 内閣委員会 第11号

熊取説明員 大出先生お話の中に、ただいま松井課長からの説明で大体私ども研究所でやっておることは尽きておると思うのですが、確かに薬の輸入量というようなものから推定いたしますと、トロトラストを注入された患者、しかも戦傷者に診断のために使われた例がかなりあるという推定はつくのです。  国際的に会議が三回いままでに持たれまして、来年また四回目が持たれることになっておるのでありますが、国際的にわれわれの

熊取敏之

1974-04-04 第72回国会 参議院 予算委員会第四分科会 第1号

説明員熊取敏之君) ベータ線の場合は、これは保健物理専門家の方から言っていただいたほうがいいかもしれませんが、非常に飛程が短いのです。たとえば私ども経験いたしました例の福竜丸の事件でございますが、あの場合、船員は木綿のシャツ、それからゴム長、それから帽子をかぶり、それからゴムの前かけをかけて大体作業しておったわけです。そうした場合に、皮膚障害が起こりましたけれども、それはほんとうに露出部だけでございます

熊取敏之

1974-04-04 第72回国会 参議院 予算委員会第四分科会 第1号

説明員熊取敏之君) 私の申し上げましたのは、そういういま皮膚障害が残っておる、そういうことからだけはいけません。ですから、そのベータ線情況証拠ですね、それがベータ線の、しかも皮膚に変化を起こすような照射があったのかどうか、そういうことをはっきりさせることが一番でありましょうと、こういうことなんです。

熊取敏之

1974-04-04 第72回国会 参議院 予算委員会第四分科会 第1号

説明員熊取敏之君) 一般放射線障害といいますのは、放射線を受けないと出ない、これはもう事実でございます。それから、まあ、たとえばいま皮膚が問題になっておりますけれども皮膚の場合は確かに放射線障害の歴史から考えまして、皮膚障害というものが最初にまあ認識されてきたということがございまして、それから放射線治療による経過とかというようなものでかなりよく知られております。しかしながら、これはもう放射線障害一般

熊取敏之

1967-12-21 第57回国会 衆議院 科学技術振興対策特別委員会 第4号

熊取説明員 いま症例が白血病でございますので、白血病個人差というようなお話がございましたが、個人差と申しますのは、いろいろな場合にもあるので、それをどういうふうな医学的検査をすれば個人差というものが出てくるかというふうなことを、いろいろ研究しているのでございますが、現在のところ、この白血病に限りましても、その個人差を、確かにこういうことがあったら白血病になりやすいのだというふうなところを、確実に

熊取敏之

1967-12-21 第57回国会 衆議院 科学技術振興対策特別委員会 第4号

熊取説明員 私のところへ持ってこられましたものによりますと、一九六一年から、大体二週間に一度このフイルムバッジの検査をしておりますが、全部十ミリレム以下というふうなデータでございます。つまり非常に少ない——少ないといいますか、一度三十ミリレムというのがあるということでございますが、これも問題になるようなあれではございません。つまり、いまの法律とか、あるいは国際放射線防護委員会の勧告しております量以下

熊取敏之

1967-12-21 第57回国会 衆議院 科学技術振興対策特別委員会 第4号

熊取説明員 私、放射線医学総合研究所障害臨床研究部長をやっております熊取でございます。  ただいまのことについて、なるべく簡単に、概略かいつまんでお話ししたいと思います。  久下沼さんは、私ども放射線医学総合研究所病院のほうへ十月三十日入院されまして、そうして十一月二十一日なくなられたわけでございます。詳しいことは申しませんが、来られましたときは、おつとめになっておられましたところで検査されました

熊取敏之

1954-10-06 第19回国会 参議院 厚生委員会 閉会後第6号

参考人熊取敏之君) ただいまの御質問でございますけれども、現在のところ患者がまだ入院中でございまして、具体的に回復可能が何名、回復不可能が何名、そういうことはまず申し上げられないと思いますし、それから現在までの調べましたデータからでは、今早急にそういうふうな形で結論を出すのは早いと私は考えております。これがいわゆるなおるという有馬先生のお言葉でございますが、先ほど小山医長からもお話がございましたように

熊取敏之

1954-10-06 第19回国会 参議院 厚生委員会 閉会後第6号

参考人熊取敏之君) 久保山さんの病状については、先ほど内科医長小山博士からお述べになりましたことに何も付け加えることはございません。で、私はそのほかの患者国立東京第一病院に三月二十八日以来収容されておりますその他の患者について少し述べてみたいと思います。  まず病気の現われておりますのを大きく分けまして、血液学の方面とそれから肝臓障害、この二つに分けて今までの経過のあらましと現在の状況を簡単

熊取敏之

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